
クロスパイルとは?About Crosspile
クロスパイルはセキサーマル(株)が長年培った金属熱処理技術を元に独自で開発した、構造と伝熱板を組み合わせた薄板・積層構造の小型で高性能の熱交換器です。
世間で無数に稼働している中小の機械、装置の省エネはこれから取組が必要になります。
差し迫った環境問題の改善に少しでも役立つものをと考え、中小の加熱装置の排ガスからの残熱回収用にクロスパイルを開発しました。
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5つの特徴Property
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01小型炉の省エネに最適
ろう付一本体構造だから高温耐熱性があり、気体の急冷却・急加熱・熱回収をすることができます。小型・軽量にして高性能です。
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02耐熱を考慮した高温仕様(600℃程度)
高真空炉内でステンレス材を高温ろう付しているため、排熱が高温になる機械にも使用できます。
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03温度が高いほど
効果を発揮高温での気体の熱量が大きいこと、湿度の高い配管途中に取り付けることで、より大きい省エネ効果を発揮します。
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04既設に合わせた
豊富なシリーズを用意取付寸法はガス管の径に合わせシリーズ化しています。取付構造・寸法についても、可能な限り貴社のご要望に合わせますので、まずはご相談ください。
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05新しい分野に
接客参加・応援炭化炉、生ゴミ乾燥炉、部品乾燥炉などの高温機械の排熱回収・再利用をはじめ、マイクロガスタービン発電機のコジェネ用熱交換器への応用その他について県の支援を得て研究しています。
クロスパイルの用途例Case
マイクロガスタービン発電機をコージェネレ―ション化
天然ガス、石油、LPガス等を燃料として、エンジン、タービン、燃料電池等の方式により発電する際に生じる廃熱を、同時に回収し、熱源として再利用できるよう改良しました。
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マイクロガスタービンへの取り付け例
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現存設備の熱再利用
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電気
電気、ガス、それぞれの廃熱を回収し、ランニングコストの低減化を実現。
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ガス
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燃焼バナーの空気予熱
燃焼バーナー等の廃熱を回収し、他熱源として利用
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ガスバナーの空気予熱
変成ガス等の冷却器として利用
実測値例Case
なぜ、効果の高い省エネが実現できるの?
長年培った金属熱処理技術を元に高温に耐えられるクロスパイルを独自開発。通常は300℃までしか対応できないものが多い中、当社のクロスパイルは600℃まで対応。
高温で気体の熱量が大きく、組み合わせ湿度の高い配管にクロスパイルを取り付けるほど、大きな省エネ効果が得られます。
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